連絡網

私が小学生の時は、連絡網というものがありました。今のようにメールは無かったので、電話連絡が回ってくるのです。そして、毎年新しいクラスになると、連絡網も配られていました。そして、小学校三年生の時に村里くんという男の子がいました。彼の家には電話が無く、近所に住んでいる男子は連絡網が回ってくると、村里くんの家に走っていって内容を伝えていました。いじめられているという訳ではないのですが、一風変わった男の子で、村里くんのことは今でも忘れられません。

彼はとても気の良い人でした。あまり遊んだ記憶は無いのですが、一つ覚えているのは、家に立ち寄ったことがあり、その時お母さんがお菓子をたくさんくれたことです。家の中に入ったわけではないのですが、庭で遊んでいると持ってきてくれました。それがとても嬉しかったことと、村里くんとお母さんの顔がそっくりで驚いたことを覚えています。

小学生時代には色々な人がいて、中学からは女子校に通ったので共学はここまでです。だから余計に覚えているのかもしれません。くだらないあだ名をつけたり、小学校六年生くらいになると、男女で好きな人を言い合って盛り上がったりもしていました。なんと活発な時代でしょうか!私にも好きな人は居ましたが、お互い告白することなく終わりました。私が好きだということは分かっていたようですが、何もアクションがありませんでした。残念。

学校は嫌いではなく、毎日何事もなく通っていました。きっといじめも無かったと思います。小さないざこざはあり、学級会で残されたりしたことはあったと思いますが、それも楽しい思い出です。

電話の無かった村里くんも大人になっている。今は携帯を持っていることでしょう。もし、小学校時代の同窓会とかあったら行きたいな。中高生とか大学の同窓会には興味ないけど、小学校なら行きたいな。誰か企画してくれないかなぁ。みんな面影残っているのでしょうか?村里くんはお母さんそっくりになっているのでしょうか?