オチオチしていられない

最近感じる事、すごい勢いで若手が追いかけてくると言う事です。
私もそうだったかもしれませんが、若い頃は頭の回転も良く瞬発力もあり、バイタリティーがありました。
そんな元気に満ち溢れた若者は、物事の吸収も成長も早い。
能力のある者は、努力によってどんどん加速して成長する。
私だって若い頃は、年上の憧れの先輩や師匠を、いつかは越えるつもりで頑張ってきました。

そしていつの日か人の上に立つ立場になって、憧れだった先輩や師匠と同じ土俵に立てるようになり、自分の地位や名誉が確立されて、若手を育てていく立場になりました。
もちろん、どうしようもない若者も多く、どうすれば使い物になるかと頭を悩ませる事もありますが、中にはすごいやり手で使える若者もいて、若い頃の自分と似ているなと思う反面脅威にも思える事があるのです。

自分が積み上げてきたもの、作り上げてきたもの、独自に開発してきたもの、それらを惜しげもなく後輩たちに与え、ノウハウを引き継いでいく。
しかし、私がどんなに苦労してここまで辿り着いたか知りもしない後輩達は、ただノウハウを聞いてやり方を手取り足取り教えてもらって、それが当たり前のようにちゃちゃっと仕事をこなす。
私も手取り足取り教えていく上で、ここまでに辿り着くまでの苦労や家庭を教育しておかないと大変な事になると思い、プライベートの食事や飲み会で話すようにはしているのですが、どうも最近の若者は心がありません。

先輩がそんなに苦労して編み出した技術を教えていただいてありがとうございますと言うよりも、仕事だし当たり前だと言う感じしか返ってきませんし、その会社が嫌になったり面倒になったり人間関係で疲れるとすぐに辞めてしまう。

仕事をやめると言う事を恐れていないから、怖いですね。
お世話になったとか、一度就職したら結婚と同じで生涯の仕事だと思えないなんて、寂しすぎます。
しかしこれが今の日本です。
古風な考え方かもしれませんが、まともな考えだと思う私自身がこのような心のない若手に抜かれないように、オチオチしてはいられません。
まだまだ!頑張るのみです。