正直者は馬鹿をみる?

世の中には人を傷つけないための優しい嘘が存在しています。そのほかにも、嘘ではありませんが社交辞令というお世辞も存在しています。あなたはシーンに応じて、きちんと嘘をつくことができていますか。ときに恋愛では正直はマストですが、ビジネス社会では正直に言うことはマナー違反になることもあります。

就職活動の面接で、第一志望の会社ではないところに正直にその旨を伝えている人はいませんか。百害あって一利なしのこの回答、冷静に考えればどれだけ無礼かわかるはずです。礼儀知らずの受験生にならないように注意しましょう。あまりに正直すぎると世渡り上手にはなれません。

顔合わせの際、初めて会う人を似ていても嬉しくない芸能人に例えていませんか。嘘でもいいので、選択肢は女優、俳優、アイドルに限定しましょう。ここは家のテレビの前ではありません。上手にお世辞を言うことができれば、あなたのデリカシーのなさを隠すことができます。

嘘を的確につくには、度胸と空気を読む、この2つのバランスが必要です。正直者でありたい、正直な人と思われたいという自分のエゴは捨てましょう。それは相手を傷つけてしまうものです。恋人に過去の恋愛話を暴露してしまうのは自分が楽になりたいか、もしくは自分の過去をひけらかしたいタイプかどちらかの人でしょう。

嘘がつけないというあなた、これから社会人にあるあなた、知らず知らずのうちに相手を傷つけていませんか。正直であればいいというものではありません。礼儀の嘘やコミュニケーションを円滑にするための嘘と、罪のある嘘、つまり本音と建て前を判別できる賢い社会人になりましょう。